エッセイ わたしが思うタロットの歴史

【こんなストーリーがあっても良いと思う】
楽園にいたアダムとイブが神の命に背き、罪を冒した時
神はその罪ゆえに2人を園に住まわせることができなくなりました。
神は天地創造によりこの世を作り自分に似せて「人」を創り

彼らにこの世にあるもの全ての管理を任せ成長を楽しみにしていたのに

彼らをこの園から追い出さねばならないことに

父のように母のように神は苦みました。

神は園から出ていく彼らに皮の衣を作り着せてやりました。
そして、その衣には絵のついたカードを潜ませました。
「楽園の外に行けば彼らはわたしを忘れてしまう
彼らが覚えていたとしても彼らの子孫、その子孫は

どんどんわたしを忘れるだろう

忘れるな 
忘れるな
お前たちを創った神を 
お前たちを愛する神を
決して忘れるな

愛するお前たち

 

このカードにはわたしの言葉がある
遠い地に行っても彼らがわたしを忘れても

このカードは彼らを支える杖となろう」

やがてアダムとイブは遠い地に辿り着き

衣の中に絵のついたカードを見つけます。

「ねぇアダム、これなにかしら?」
「なんだろう?きれいな絵だ」
「なんだかこれを見ると何かを思い出すような懐かしい気がするわ」
「そうだね。なんだか愛を感じるよ。大事にしていこう」
タロットの歴史は神秘に包まれ明らかにされていませんが、
もしかしたら‥
こんなストーリーがあっても良いと思いませんか?
タロットカードは
人の成長を願う神様がお創りになったもの。
そう、わたしは考えるのです。