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ささちゃんと大夢ちゃん ~ 絵本風 ~

「さあ、地球に行くときが来ましたよ。」
神様の声がして、
ささちゃんは目を開けました。

神様の隣には知らない女の子がいます。
「ささちゃん、
この子は大夢(タイム)ちゃん。
この子をお供につけますから
仲良くするのですよ」と言われました。

「これからよろしくね」
ささちゃんは大夢ちゃんの手を取ると
一緒に地球を目指しました。

「地球での一日は24時間なのよ。」
大夢ちゃんが言い、
ささちゃんと大夢ちゃんの
地球での生活が始まりました。

ささちゃんは毎日
大好きなフルーツパンを焼いたり
空の絵を描いたり
野原に出かけて四つ葉のクローバーを
探したりしました。

気付くと夕暮れで
あっという間に寝る時間になります。

お供をするはずだった
大夢ちゃんは何をしてるんだろう?
大夢ちゃんはいつのまにか出かけて
暗くなると帰ってきます。

「大夢ちゃんって勝手だわ」
ささちゃんは大夢ちゃんと
仲良くするのが難しいと思いました。

あるとき
ささちゃんは川に行き
水遊びをしようとして足を滑らせました。
ささちゃんは泳げません。
お水が口から入ってきて苦しくて
でもどんどん流されてしまいます。

気付くと
神様がいました。
「ささちゃん
地球での時間が終わりましたよ」

「ええ!もう?
もっと地球で遊びたかったわ!」

すると神様が
ささちゃん、
大夢ちゃんと仲良くするように
言いましたよね」と。

「でも神様、大夢ちゃんは勝手で
いつもどこにいるかわからないの!」

すると神様が
「大夢ちゃんは、ささちゃんの
地球での時間が
9ヶ月しかなかったことを
知ってたのです。

知っていましたがそれはささちゃんには
言ってはいけない約束だったのです。

大夢ちゃんは
ささちゃんと仲良くしたいのに
それができなくて
でも時間がどんどんなくなってしまうので

毎日
「ささちゃんの時間を
増やしてください」って
祈りに来てましたよ。

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もしかしたら
私たちの「時間」ってこういう感じ
かもしれません。
あなたは自分の「大夢ちゃん」と
仲良くしてますか?

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