わたしが小学4年生くらいで
こんな初夏の香りがし始めた頃
友達と外でバレーボールで
遊んでいたら
ボールが飛び過ぎて
よそのおうちの庭にあった置物を
割ってしまいました。
母に話し、
すぐに母が対処してくれたので
早々に事なきを得ましたが
夕方になっても母がずっと
怖い顔をしているので
「お母さん、さっきはごめんなさい」と
改めて謝りました。
すると
「お母さんね、恭子がよそのおうちの
ものを割ったことに
怒ってるんじゃないの」と。
さっきおかあさんにそのことを
言いに来た時、
「おかあさん、やばいことしちゃった」って
言ったでしょう。
おかあさん、恭子がそんな汚い言葉を
使ったことに怒ってるの」と。
「やばい」はおそらくその頃
誰かが使っているのを聞いて
ちょっと悪そうでかっこいいという
感覚だったのかもしれません。
でも、その言葉でむしろ母を
怒らせてしまいました。
最近では「このパスタやばい!」などと
いい意味で使うこともあるようですが
その風潮そのものが
「やばい」かもしれないと
わたしは思うのです。
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