妙恭帖 第八帖
「『どうせわたしなんて』という鎖」

今日の魂の鎖は、
「どうせわたしなんて」
という思い込みです。
20代前半の頃、
私は自分の容姿に
まったく自信がありませんでした。
会社では同僚たちが、
「すてきな人と結婚したいね」
と楽しそうに話しているのに、
私は、
「私は結婚しないので」
なんて、わざわざ宣言していました
こんな容姿の私を
好きになってくれる人なんて
いるはずがない。
恋をすることも無理。
結婚なんて、絶対に無理。
でも、
「結婚できない」と思うのは辛いから、
「いいの、いいの。
私自身が結婚なんて
望んでいないんだから」
そんなふうに
思い込もうとしていたのです。
本当は、
一生、誰からも好かれなかったら
どうしよう。
そんな恐れがあったのだと思います。
でも、今ならわかります。
私を止めていたのは、
容姿ではありませんでした。
「どうせわたしなんて」
という、自分で自分にかけた
鎖だったのです。
今日のタロットは、
「愚者」です。

このカードに与えられた数字は、
「0」
まだ何も決まっていない。
何者にもなっていない。
そこには、
「どうせわたしなんて」
という思い込みさえありません。
何も決まっていないからこそ、
どこへでも行ける。
何者にでもなれる。
無限の可能性が広がっているのです。
愚者は私たちに、
「0だからこそ、歩き出しなさい」
と、背中を押してくれています。
タロットは、
神さまが私たちの魂を
自由にするために与えてくださった
バイブルです。
自己否定や、
過度な謙遜の奥に、
「どうせわたしなんて」
という魂の鎖が
隠れていることがあります。
もし、その鎖に気づいたなら、
今日、少しだけ手放してみませんか。
「0」のまま、
小さな一歩を踏み出してみましょう。
今日の一歩が、
あなたの未来を創ります。
魂を自由に。
阿闍梨タロットマスター
妙恭


















