妙恭帖 第五帖 〜比べることが、魂を縛る〜

妙恭帖 第五帖
〜比べることが、魂を縛る〜
わたしには、5つ年下の妹がいます。
大好きな妹です。
趣味も価値観もよく似ていて、
今でも一緒によく出かけます。
でも実は……
妹に嫉妬していた時期がありました。
小さい頃、
妹はとてもかわいくて、
同じ天然パーマなのに、
わたしの髪は
無造作にぐちゃぐちゃ。
妹の髪は、
まるで美容院で整えたように
くるんときれいでした。
頭も良く、
ピアノもすぐに上達。
ある日、祖母が妹を見て
「この子は佐々木家一番の
べっぴんさんだね。」
と言いました。
その言葉を聞いた瞬間、
「じゃあ、わたしは?」
そう思って、
泣きたくなったことを
覚えています。
妹のことは大好きでした。
でも、
比べてしまうたびに、
自分の足りないところばかりが
目についてしまったのです。
でも今なら、わかります。
わたしを苦しめていたのは、
妹が優れていたことではありません。
わたしが劣っていたことでも
ありません。
「わたしは妹より劣っている」
そう思い込んでいたこと。
それこそが、
わたしの魂を縛っていた
思い込みという鎖だったのです。
タロットカードの「星」は、
「あなたには、あなただけの光がある」
と教えてくれます。
ウェイト版の星のカードに
裸の女性が描かれているのは、
肩書きも、
飾りも、
誰かとの比較も手放した、
「そのままのあなたでいい」
というメッセージでもあるのです。
誰かと同じ光になろうとしなくていい。
あなたには、
あなたにしか輝かせることのできない
光があります。
人と比べることをやめた瞬間、
魂はふっと軽くなります。
タロットは、神さまが私たちの魂を
自由にするために与えてくださった
バイブルです。
あなたも、
誰かと自分を比べて、
苦しくなったことはありますか?
今日も、
あなたの魂が少し
自由になりますように。
魂を自由に。
阿闍梨タロットマスター妙恭