妙恭帖 第三十七帖 「神さまは、なぜ失敗させるの?」

妙恭帖 第三十七帖

「神さまは、なぜ失敗させるの?」

みなさんは、
旅行バッグを丸ごと忘れてきたことってありますか?

わたしはあります💦

すごいでしょ~~~!!
……って、バカバカ😂

旅行の帰り道のことでした。

バッグを置いて、駅のホームのベンチに座っていたんです。

電車が来たので、そのまま乗って座りました。

しばらくして、ふと、

「あれ? バッグどうしたっけ?」

……。

ホームです💦

一泊だったので、それほど大きなバッグではありませんでしたが、
手帳や仕事で使うものなど、大切なものが入っていました。

小銭入れと自宅の鍵、携帯電話は持っていたものの、

大きなお財布と、
占い蓮の鍵はバッグの中。

しかも旅行から帰った足で、そのまま占い蓮に入る予定でした。

その日のスタッフで鍵を持っているのは、わたしだけ。

当然、お店は開けられず……。

お客様には謝罪して、予定を延期していただきました。

ああ💦
思い出したくない過去です。

「なんで、こんな失敗させるのよ~~~!」

神さまを恨みたくなりました。

今日のタロットは

「愚者」

愚者って、まさに旅人です。

しかも荷物は、棒の先につけた小さな袋だけ。

旅行バッグなんて持ってません😂

私たちは、

ちゃんと準備して、
失敗せず、
忘れ物もせず、

完璧に人生を進まなければいけないと思っています。

でも、失敗したからこそ

「案外、なんとかなる」

と知ることもあるのかもしれません。

結局、駅に電話をすると、

なんとバッグは、ちゃんと駅に届けられていました。

しかも親切なことに、取りに行かなくても
自宅まで送ってくださったのです。

届いたバッグを確認すると、
お財布の中身もすべてそのまま。

師匠やスタッフからは、

「こんなに運がいいこと、ないと思うよ」

と驚かれました。

確かに、

店は開けられなかった。
お客様にも謝罪した。
始末書も書いた。

でも、

なんとかなっただけではなく、
人の温かさにも触れることができました。

神さまは時々、

私たちがきっちり作った予定表の中に、
突然「予定外」を入れてきます。

失敗しない人生が、
良い人生なのではなく、

失敗しても、そこからまた歩ける自分を知ること。

それも、魂の成長なのかもしれません。

愚者は今日も、身軽に歩いています。

……旅行バッグすら持たずに(笑)。

魂を自由に。