妙恭帖 第四十八帖 「できない理由、本当にそれが理由ですか?」

「寝たきりの夫を理由に、私が夢を諦めたら、夫がかわいそうでしょ」
その言葉に、私はハッとしました。

妙恭帖 第四十八帖
「できない理由、本当にそれが理由ですか?」

「お金がないから」
「時間がないから」
「家族がいるから」
「もう若くないから」

何かをやってみたいと思った時、私たちはすぐに「できない理由」を探します。

エステサロンを経営していたSさんは、ご主人を介護しながら、年に何度も海外旅行を楽しんでいました。

「先生、私ってひどいでしょ。夫が寝たきりなのに海外へ行っちゃうの。でも、夫のせいで行けないと思ったら、そのほうが夫がかわいそうでしょ」

もちろん、本当にお金や時間の問題で、今はできないこともあります。

けれど、その理由をもう一枚めくると、

「失敗するのが怖い」
「才能がなかったら嫌だ」
「今の生活を変えたくない」

そんな本音が隠れていることがあります。

今日のタロットは「悪魔」。

カードに描かれた男女の首の鎖は、自分でも外せそうなほど緩んでいます。

あなたを縛っているその鎖は、本当に誰かにつけられたものでしょうか。

人生には限りがあります。
できない理由を数えるより、

「それでも、できることは何だろう?」

今日、一つだけ鎖を外してみませんか。

魂を自由に。