妙恭帖 第四十九帖 「その『いつか許そう』、間に合いますか?」

その人、無理に許さなくていいです。
無理なんだから。

妙恭帖 第四十九帖
「その『いつか許そう』、間に合いますか?」

夫が十年以上も不倫していた。
元彼が貸した六百万円を返してくれない。
心から信じた人が、詐欺師だった――。

鑑定では、「人生にこんなひどいことがあるのか」と思うお話を伺うことがあります。

「あの人だけは許せない」
「あんなことをされたのだから、当然でしょう」

そう思う相手がいる人もいるでしょう。
わたしにも、います、いますとも!
「なんで、あんなことを言われなきゃならなかったの?」とかね。笑

許せない気持ちを、無理に消す必要はありません。
許すとは、相手のしたことを正しいと認めることでも、仲直りすることでもないのです。

今日のタロットは「審判」。

このカードには、ラッパの音を聞き、棺から起き上がる人々が描かれています。

過去は消えません。
けれど、過去の中に住み続けなくてもいい。

もし明日、自分の人生が終わるとしたら、この怒りを最後まで持っていきたいでしょうか。

「許しましょう」とは言いません。
ただ、限りある人生の時間を、あの人への怒りに、あと何日渡しますか?

「あなたがしたことのために、これ以上、私の時間を使いません」

許しとは、相手のためではなく、
自分の人生を自分に返すことなのかもしれません。

審判のラッパが鳴ったなら、
そろそろ過去の棺から起き上がってもいい。

今日を生きるために。

タロットは神さまが、私たちの魂を自由にするために与えてくださったバイブルです。

魂を自由に!