妙恭帖 第二十八帖 「神さまは、なぜ人とぶつからせるの?」

 

妙恭帖 第二十八帖

「神さまは、なぜ人とぶつからせるの?」

優しい人ばかりに囲まれて生きられたら、楽ですよね。

ところが人生には必ず、

「なんで、この人と出会っちゃったんだろう」

という人が現れます。

どうしても好きになれない。

そして私たちは、

「この人さえいなければ、私は穏やかに暮らせるのに」

と思います。

これが今日の魂の鎖です。

わたしにだって、そういう方はいましたよー。

わたしは以前、ネイルサロンで整体師をしていた時期があります。

そこで知り合ったKさん。

最初は親しくしてくれていたのですが、
彼女が勧めるネットワークの仕事を断ってから、だんだん当たりがキツくなってきました。

馬鹿にするようなことを言われたり、

悪い例として、わたしのことをネタにされたり。

ある時は、

「顔色悪いわね。生理中なの?」

と、人前で手のひらを叩かれたこともありました。

もう、彼女のせいで仕事に行くのが本当に嫌になりました。

今日のタロットには、「恋人たち」を提案します。

恋人たちは、
「コミュニケーション」や「仲良し」を表すカードでもあります。

でも、このカードにはもうひとつ、

“選択”

という大切な教えがあります。

人と出会ったからといって、
すべての人と分かり合わなくてもいい。

離れたほうがいい相手だっています。

大切なのは、

つきあう人を、自分で選ぶということ。

「タロットは神さまが、私たちの魂を自由にするために与えてくださったバイブルです」

恋人たちは、

「誰とでも仲良くしなさい」

ではなく、

「誰と付き合うかを、自分で選びなさい」

と教えてくださっているのかもしれません。

その後のわたしですが、

新しい店舗ができた時、
思い切って異動を希望しました。

整体師の一般募集もしていたので、
「たぶん無理だろうな」と思っていたのですが、

ありがたいことに希望が通り、
めでたくKさんとは離れることができました。

あの時、勇気を出して

「ここを離れたい」

と伝えて、本当によかったと思っています。

人とぶつかることは、

その人と仲良くなるためだけに起きるのではありません。

もしかしたら神さまは、

「あなたは、誰と一緒に生きていきたいですか?」

と問いかけているのかもしれません。